いづれおまへさんにも篤くりとおはなし申さにやアならぬわけ

どふぞ些もお快よくでお咄しができればよいがと道〱も案じ

ましたにこの御やうすでは私も大きに嬉しうございます兵

ハヽアそれは何ことかそんじませんが豊嶋邑からわざ〱お出ハテ

生憎お春めが大かた今にかへりませうマア〱茶でもあがり

ましト身はかなはねど年寄のとりなしぶりをお吉はとめて

吉ヤレモウおかまひなされますなわたしもモウそうしても居ら

れませんちよつとお咄しをいたしませう外の事てもございま