五両時分がらといひ出來ればよいがと姉もイヤハヤ當惑して

手に汗にぎればお春さんがイヤ姉さんお吉さんおまへが倘も

この事をとりつぐことができぬとならわたしがお見せへ往まして

小六さんに咄しませう夫でも縡がわからずはまたそのうへは

爺さんの了簡もございませうとおちつきはらツたアノ児の口

諚ハテサテ困つた事でござりますひよんな女におかゝり合なされた

ばかりでお気のどくそれゆへ姉もあがりかねまた一ツにはおまへさん

と何かこそ〱申たら外の衆のまへもわるい目は見へいでも男同士